メドサーチインタビュー

ふたば漢方薬局

薬剤師・鍼灸師 緋田先生

岡山市には300超の調剤薬局がありますが、岡山市薬剤師会としてメドサーチ(メドシェア「小分け機能サポート」)の導入を推奨、約150の薬局に導入いただいております。導入薬局での検索件数は年間2万回超!利用率70%と、メドサーチ(メドシェア「小分け機能サポート」)ヘビーユーザーが多くいらっしゃいます。(2023年2月時点)
今回は岡山市薬剤師会に所属されている、有限会社ふたば薬局の経営者でもあります薬剤師・鍼灸師、緋田先生にお話をうかがいました。

【プロフィール】
岡山市内で漢方薬を専門的に扱う薬局として、2023年で開局32年。緋田先生は国際中医専門A級を取得。漢方相談・販売をメインで対応されているが、漢方薬のみに限らず保険処方せんも受付されている。現在、岡山市薬剤師会グループとして「メドシェア」を導入しご利用いただいている。

メドサーチ(メドシェア「小分け機能サポート」)で小分け依頼のやり取りが
スムーズになったことで、
業務負担も軽減されました

ファーマクラウド:
メドサーチ(メドシェア「小分け機能サポート」)」をお使いいただいてどのくらいになりますでしょうか?
緋田先生:
岡山市薬剤師会がグループとしてメドサーチ(メドシェア「小分け機能サポート」)を採用した当初から利用しているので3年ほどですかね。
ファーマクラウド:
メドサーチ(メドシェア「小分け機能サポート」)を活用いただくようになる前と後で、業務はどのように変わりましたか?
緋田先生:
もともと困った時に助け合うために、近隣薬局同士で勉強会も兼ねたグループを作っていたので、そのグループの薬局に都度「このお薬の在庫がありますか?」と電話で聞いていましたね。一時期は、どの薬局がどのお薬を在庫しているのか、リストを作って共有していたこともありますが、リストの更新作業が追い付かず、困った時に都度電話をして在庫があるかないかを聞くことが中心となっていました。
電話を順次かけて、この薬局になかったら次の薬局、、という感じです。

メドサーチ(メドシェア「小分け機能サポート」)を活用するようになってから一番助かるのは、どの近隣薬局がどのお薬を持っているのかという目星が付けやすくなったことです。
指定した期間にどのくらい調剤しているのか、「調剤回数」という項目で表示されるので、この薬局なら持っていそうだな、この薬局は回数が少ないから難しいかな、という風に推測ができるようになりました。

その中から、以前よりお付き合いのある薬局や近隣薬局にピンポイントで小分け依頼することができるようになったので、導入前と比べるとだいぶスムーズにやり取りができるようになり、業務負担も軽くなりました。

それから、うちの薬局は個店なので特にですが、他薬局とのつながりが持てる、というのは大きいですね。
もちろん、もともと近隣でお付き合いのあったグループもありますが、メドサーチ(メドシェア「小分け機能サポート」)を通してお付き合いが始まった薬局もかなり増えました。

「お互いさま」という感覚があるから
気持ちよくやり取りできる

ファーマクラウド:
ありがとうございます。導入時のデータ登録などはスムーズでしたか?
緋田先生:
それほど負担には感じませんでした。
うちの薬局の特性上、もともとデータ量がそれほど多くないこともありますが、データ登録することの必要性は理解してましたし、データ登録することによる有益性のほうが勝っています。漢方以外のお薬については他の薬局から助けていただくことも多いですし、基本的に小分けってギブアンドテイクでしょ?

どこかが利用するばっかり、どこかが渡すばかり、では成り立たないと思うんですよね。
「お互いさま」という感覚があるから気持ちよくやり取りできている、データ登録についても、他の薬局に助けてもらうかわりに、私たちもお役に立てればという気持ちで登録しています。

お薬を譲ってもらって取りに行く時でも、少し時間に余裕がある時は、うちの薬局が漢方を豊富に取り揃えているという特性を活かして、譲ってくださる薬局が必要としているお薬を持っていくなどなるべく「お互いさま」になるようにしています。

不動品のやり取りも同じで、それぞれ必要なお薬と不要なお薬を交換できるのがいいですよね。

そういったやり取りをすることを考えたら、なるべく自分たちが顔が分かっている地域の薬局同士でお取引ができることが魅力だと思います、。[*]

[*]メドサーチ(メドシェア「小分け機能サポート」)は、近隣薬局同士、薬剤師会など任意のグループを作成し、グループ内で在庫動向を共有することが可能です。

地域支援体制加算は、
地域連携の一つのきっかけになれば

ファーマクラウド:
なるほど、地域支援体制加算のお話などもあって、こういうネットワークを広げるタイミングになっているのかなということも感じますが、今後やはりこういう地域連携の取り組みは重要になってくるとお考えでしょうか?
緋田先生:
今後、地域体制加算をきっかけとして、今までグループに所属していなかった薬局が他の薬局と連携して協力しあうきっかけにもなるのかなと思います。
特に、大手チェーン薬局ですと、本部の方が必要性を感じない限り、現場の薬剤師だけで地域連携をはかるということも難しいでしょうから。
行政含め関係各所が地域での連携を推奨することにより、現場の薬剤師はより行動をおこしやすくなると思っています。

地域連携は、ものだけではなく
知識の共有も大切と考えています

ファーマクラウド:
以前から地域連携の必要性を感じ、独自グループを作られていたということですが、お薬を小分けする際以外にも、グループを作るメリットはありましたか?
緋田先生:
うちの薬局は個店のため、グループの仲間に助けていただくことが多いです。うちの薬局で在庫がないお薬の小分けだけではなく、知識の共有もさかんです。
例えば眼科の門前薬局ですと眼科で処方されるお薬に詳しいので、もっと知識をつける為にお薬の小分けの際に専門的な知識を共有してもらうことがあります。その代わりに、うちの薬局からは漢方の知識を共有しています。知識も「お互いさま」ですね。

お薬のやり取りだけではなくて、知識も地域で連携することにより患者さまの役に立つ、これが地域連携のあるべき姿だと思います。
その状態になるまでは、やり取りを重ねて人間的な繋がりが出来る中で信頼関係を作っていくことが大切だと思いますが、薬局間においてはその第一歩として、お薬の小分けが出発点になるのかもしれないですね。

ファーマクラウド:
新たな視点をいただき大変勉強になりました。貴重なご意見をいただきありがとうございました。